キロロスキー場で世界的フリースキーヤーのカイとスベラと一緒に滑って楽しむイベントがありました。外国のプロのライダーと一緒に滑るチャンスなんて、またとない機会なので、気合を入れて、前夜から参加してきました。
ムササビの異名をもつKaj Zackrissonは大好きなライダーです。
Matchstick Productionsの作品「CLAIM」(08/09)の中では、距離のある斜面を
「これは絶対 俺のラインだ!」
「凹凸が最高!」
「間違いない!」
「最高だ!」
「神よ!」
「ヤベェ!」
「いいぞ!」
と叫びながら、凄いスピードで流れを殺さずにクリフを自然に飛びながら滑っているシーンや、
撮影クルーたちもこんなの初めてだ!!と、
クリフを転げ落ちながらも片足で立ち直ってしまう
「Oh No-!」「Oh No No-!!」「Oh No No- No No!!!」「No- Kaj!!!!」「No- Kaj!!!!!」「・・・」
「Ohhhhh!!!!!!」「Oh my Got!」
のところは何回も繰り返し観て、強く印象に残っている強烈なシーンもあります。
一方のSverre Liliquistは、カイの兄貴分で、KASKブランドのきっかけを作りました。きっと凄いライダーに違いない。
二人は2007年以来の来日になります。
・・・・・・
走行している車もほとんどいない、少し吹雪いてる毛無峠を快調に走り、ちょっと早めにキロロに着きました。先に来ていたSちゃんRさんと会場入りして、久し振りに飲みながら時間まで話しました。Sちゃんと私は何にサインをもらうかを見せあいっこ。Rさんもカイが大好きとのことで楽しみにしています。
そうこうしているうちに、カイとスベラがやってきました。スライドショーの始まり。佐々木大輔さんが通訳や解説をしました。
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左から、佐々木大輔、Kaj Zackrisson、Sverre Liliquist。kaskとレッドブルとビール
こんな狭いピークにヘリをホバリングさせて、降り立ちます。スベラはスタートする直前は心臓がバタフライになると言ってました。
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撮影機材について説明するカイ
二人が滑る対斜面には、高価なカメラが設置されて最高の技術者が撮影します。
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滑ったときのことを話すスベラ
普通であればこんなスティープな斜面を二人で一緒に滑ることはしないのですが、このときはやってみたくて・・・
スラフコントールもできずにこのあとは・・・
カイはちょっかって、なんとか逃げたけどボトムでクラッシュして負傷・・・
スベラは巻き込まれて、胸まで埋没しちゃったそうです・・・
ブラボースキー2008年Vol.3
スライドショーが終わったあとは一緒に飲みながら話もできました。
しっかりとサインもいただきました。
Ski the powder! All best Sverre Liliquist &Kaj Zackrisson
解散後も興奮冷めきらず2時過ぎまでSちゃんRさんたちと飲んでました・・・
翌朝、吹雪模様は収まっていた。ぎりぎりの時間まで眠れたのは、とてもありがたい。しかーし、車中に積みっぱなしだったラングのブーツはカチンコチンに硬くなっていて履くのに一苦労した・・・。苦闘しているときにHさんが来る。時間になったので、集まった面々は表に出る。20人くらいだったろうか。Sくんも到着。
長峰の方へ移動して、カイとスベラと滑らんかいの始まり。
流石にプロのライダーだけあって、ご両人とも安定した滑りでした。そして、今ある斜面を楽しむというスタンスで、フェイキーやバンクで当てこんだりしてました。カイもスベラも明るくて気さく、いつも笑顔で話しておりました。
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スベラとカイと一緒に
カイには「あなたはムササビなんですか?」と質問して、「そうだよ」って笑って答えてくれました。「どこのエリアが一番いいんだ?」ときかれて、「手稲だよ。なまら最高!!」っていいました。
スベラには「どこから来たの?」ってきかれて、「千歳だよ。飛行場あったでしょ」と。なぜか二回も聞かれて、「さっきも聞いたね(笑)」とか。なぜか「北海道にはいいトラウトがいるんですよ~」、「フライフィッシングそれともルアーフィッシングやるの?」ときいたら「両方だよ」と釣りの話しをしました(笑)
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カイがザックの中から選んでくれたKASKのバーティカル
イベントの最後には、カイのザックの中からたくさんのKASKの帽子が出てきて、参加者にプレゼントしてくれるサプライズまでありました。全員で記念に集合写真を撮りました。「かーすーく」カシャ。私もカスクフレンズの仲間入りとなりました~
プロとファンが交流して楽しむイベントを主催してくれたフルマークスさんに感謝します。
カイ、スベラ、ありがとう。なまら最高!!