Toropheus moorii Boulenger, 1898はヨーロッパでは人気のあるシクリッドである。日本では飼育の難しさからか、いまひとつのような気がするが、大変いい魚だと思います。
T. mooriiの模式標本はザンビアのKinyamkoloで採集された個体である。KinyamkoloはMpulunguの古い名称であり、実際の採集地はKasakalawe(Mpulunguの数キロメートル西)であったようだ。
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5匹中でサイズが中間の固体(2013年2月撮影)
今回、Kasakalawe産の固体を5匹購入しました。
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小さい個体(2013年2月撮影)
体側面にオレンジ色の大きめの斑点があるため、商品名は"Sunset Moorii"と呼ばれている。
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2番目に大きな個体、8センチほど(2013年2月撮影)
しかしながら、購入後一ヶ月足らずで、たった1匹となってしまった。
過去、T. duboisi "Maswa Tanzania"とT. sp. "Kachese Zambia"のブリードに成功しているが、トロフェウスの飼育の難しさを再確認することになりました。
いずれトロフェウスの飼育感でもまとめてみたいと思います。